支援コンサル事業
当会が中間支援団体として社会的絆をつむぐための事業で、他のNPO団体・企業・大学・自治体との連携を図り、現在はスタディツアー事業・障がい者農福連携事業を行っています。そして、NPO団体の運営支援・コ ンサルティング、社会起業家支援、社会貢献活動に興味を持つ方々の水先案内役、としての事業拡大を目指しています。
2023年度は、早稲田大学LRC(社会人向け通年講 座)との協働企画により、受講生が社会課題に取り組む団体を学ぶスタディツアーをスタートさせました。 同年度は受け入れ先として、「全国こども食堂支援センター・むすびえ」、「小さな村総合研究所」、「ヘルパーリンク」、「ユメソダテ」、「みんなの保健室陽だまり」、「さぽうと 21」の6団体に、そして2024年度の9月には、「ふくしま再 生の会」、「アルぺなんみんセンター」、「山友会」、「AOH 「ショコラボ」」、「リンクライン」、「シングルズキッズ」の6団体に、 ご協力いただきました。
※各団体名称は特定非営利活動法人/NPO法人/社会福祉法人/ 一般社団法人/株式会社を省略しています
三十三銀行のビジネスケアラー向け相談窓口設置を支援
2025年4月1日、株式会社三十三銀行(三重県四日市市)のビジネスケアラー向け相談窓口設置に当たり、メディトリーナ株式会社(代表和田典子氏/当会委会員)の介護と仕事の両立を支援する『Pastel Dサービス 』を当会が紹介・助言を行いました。
(左 和田氏)(右 当会理事斎藤氏)
今回の相談窓口設置に関しては、マスコミやYahooニュースに取り上げられました。
伊勢新聞掲載
https://www.isenp.co.jp/2025/0
ニッキン掲載
https://www.nikkinonline.com/a
三十三銀行NEWS Release
https://www.33bank.co.jp/relea
Pastel Dサービス
2025/2 立教セカンドステージ大学の皆様が2月度のスタディツアーに参加
アルペなんみんセンタースタディツアー
2025年2月11日の「アルペなんみんセンター」スタディツアーには、9名の方が参加されました。鎌倉の同センターを訪問され事務長より難民問題の現状とアルペなんみんセンターの活動についてプレゼンテーションを受け、その後施設内を見学されました。
「NPO法人アルペなんみんセンター」は、イエズス会創設による、アジア・アフリカ・中東・ウクライナ等で迫害や戦火から逃れて来日した難民の支援センターで、難民申請をするも認定を受けられず仮放免中の外国人に対して、申請支援・生活支援・職能支援を行っています。、
プレゼンテーション
施設見学 全景/居室/礼拝堂
食堂でのおもてなし
センター内の畑
視察後の懇親会
ご参加いただいたみなさまからのご感想・コメントを一部ご紹介します。
➤避難民認定の話題はニュース等で認識していたが、受け入れ側の状況は想像できませんでした。実際にセンターにいる方の「外に出て働きたい、生きる意味は何か、将来を考えられるようになりたい」という言葉で、全く違う印象を持ちました。
➤入管、NPO等の受け入れ体制、そして実勢の入居者の気持ち、その3つの視点で考えることが必要だと思います。
➤やむをえない事情で国籍のない難民の人権を親身に考えこなかった事実を知り、民間施設が受けざらになっている現実に唖然とした。
➤日本で唯一の難民センターとして着実に地域に溶け込んで歩んでいることを知り頭が下がりました。
➤難民ご本人、支援されている方、と直接会話させていただく機会を得られ感謝です。難民ご本が焼いたケーキをいただきながら、友達のように話せたことが嬉しかった。私たち市民の力で日本の法制度・行政を変えていきたいです。
立教セカンドステージ大学のみなさま、ありがとうございました。
アルペなんみんセンターについてはこちらから
山友会・コスモススタディツアー
2月15日の「山友会・コスモス」スタディツアーには10名の方が参加されました。山谷地区を視察され、社会的に孤立し生活に困窮している人たちへの支援活動をしている「認定NPO法人山友会」と「NPO法人訪問看護ステーションコスモス」の活動を学ばれました。
山友会本部でのオリエンテーション
山谷地区視察 泪橋
山友会クリニック訪問/光照院共同墓地
視察後の懇親会
ご参加いただいたみなさまからのコメント・ご感想を一部紹介します。
➤ここで生活する人々にとってNPO法人の支援が大きく支えになっていると感じた。これからの課題は、変わっていく山谷において求められるNPOの役割を考えることではないか。
➤山友会はこの地にしっかりと根をおろして地道に活動しいている。取りこぼしがないよう対応しようとする姿勢には頭が下がる。
➤現代の赤ひげならぬ山友会クリニックは、医療の谷間をカバーするセーフティーネットだと感じた。
➤コスモスはわずか3名でスタートして大きく発展し、山谷にとってなくてはならない存在だろう。男性の高齢者がほとんどの山谷とって、女性スタッフの多いコスモスは希望を与えているのではないか。
➤このようなスタディツアーなければ山谷に行く機会はなかったと思うので本当によかった。また機会があったらぜひ参加したい。
立教セカンドステージ大学のみなさま、ありがとうございした。
認定NPO法人山友会は社会的に孤立し生活に困窮した人が「ひとりではないと感じ、笑顔を取り戻すこと」ことをミッションとし活動してます。
詳しくはこちらから
https://www.sanyukai.or.jp
NPO法人訪問看護ステーションは山谷・横浜寿地区を中心に医療・看護・福祉分野に関する専門的技術を提供しています。
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